地下足袋王子ならびに四季美谷温泉、ナカ(那賀町)ファンのみなさん、
こんにちは。
今日は、ちょっと昔の話。
まだ、那賀町誕生前の昭和62年。
旧木沢村に、地域活性化を目指す
村おこしグループ
『木沢村おこし30人衆』が発足しました。
その頃、全国の山間地域の例にもれず、旧木沢村も
人口流出による過疎、高齢化の波が押し寄せようとしていました。
そこで、村を元気にしようと、当時の若い衆が集まり、
生まれたのが、木沢村おこし30人衆だったのです。
30人衆というだけに、主要なメンバーは30人を数え、
何か、新しいことが起きる予感に満ちていました。
その中には、もちろん、われらが地下足袋王子も含まれていたことは
いうまでもありません。
その活動では、滝をテーマにした写真集『滝王国inきさわ』の発刊や
平成2年8月には、黒滝山山腹に木造風車(現在も回っています)の
建設ほか、ふるさとを元気にする企画を次々と実現させてきました。
9月11日(土)のこと。黒滝山に黒滝寺を訪ねると、
下の写真の人物が笑顔で迎えてくれました。
谷内清孝さん(68歳)です。
谷内さんは、木沢もみじまつりや四季美谷温泉イベント、
黒滝寺まつりなどで、草もちをついて振る舞っていることで
知られる人。そして、木沢村おこし30人衆の一人でもあります。
「わしも40代の働き盛りで、地下足袋王子も30代の元気盛り。
ほかのメンバーといっしょによう頑張ったんよう。面白かったなぁ。
今は、周辺の町村と合併して、那賀町になったけど、
あの頃のやる気を、木沢地区は持ち続けておると思うよ」と、谷内さん。
当日、黒滝寺にいらっしゃったのは、留守にしていた住職さんに変わり、
檀家代表として、札所の記帳や定刻の鐘撞をするためなのだそうです。
発足から、四半世紀を過ぎてなお、やる気満々の木沢村おこし30人衆。
これから木沢が、そしてナカが面白くなりそうです。ご期待ください。
▲留守の住職さんに変わり定刻の鐘を打つ、谷内清孝さん。
▲黒滝寺の山門を守る、仁王(金剛力士)。阿形(右写真)と吽形(左写真)
▲新四国まんだら霊場88番札所『黒滝寺』の境内で、出会いました^^)。
▲木沢村おこし30人衆が、黒滝山中腹に建てた木像風車(左写真)。
右の写真は風車前の展望台から。左下隅に、衛星の光が見えます。
ひょっとすると、この日8時17分に打ち上げられた人工衛星『みちびき』の
軌道かも?と、想像しながら夜空を楽しみました。
自然たっぷりの那賀町に、元気いっぱいの木沢地区に、
そして源泉100%の天然温泉、四季美谷温泉に旅しませんか?
地下足袋王子が、木沢村おこし30人衆のこと、
山のこと、高山植物のこと、お話いたしますよ。